『民主主義の人類史―何が独裁と民主を分けるのか? [単行本]Ω』はYahoo!オークション(旧ヤフオク!)でkJ-000d996108から出品され、317の入札を集めて05月06日 21時 30分に、4,290円で落札されました。決済方法はYahoo!かんたん決済に対応。即決価格は4,290円でした。大分県からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはYahoo!かんたん決済、取りナビ(ベータ版)を利用したオークションでした。
要旨(「BOOK」データベースより)「わたしたちが今どこにいて、これからどこへ向かうのかを理解するためには、視界を広げてデモクラシーのディープ・ヒストリーdeep historyに目を向ける必要がある…わたしが疑問に思ったのは、なぜヨーロッパは中国や中東と比べて根本的に異なる政治軌道をたどってきたのか、ということだった…皮肉なことだが、ヨーロッパの後進性こそが、近代デモクラシーの起こる基盤となったのである…」ヒューロン族や中央アフリカなどの初期デモクラシー(民主)を、古代中国、メソポタミア、アステカのオートクラシー(専制)と比較することで、民主主義が生き残る条件を探究。さらには、なぜ初期デモクラシーがアングロ‐アメリカにおいて近代デモクラシーに変質したのかを明らかにする。壮大な人類学的スケールで民主主義の変貌を定量的に分析し、デモクラシーの未来をも描き出す。目次はじめに第I部 初期デモクラシー1 「民衆による支配」の起源初期デモクラシーと近代デモクラシー初期デモクラシーの起源「初期デモクラシー」は用語として適切なのかオートクラシーによる代替なぜヨーロッパは違っていたのか最初の国家は中国に到来したイスラムの支配者は国家を継承した近代デモクラシーの到来デモクラシーの別の見方 政治思想 不平等 経済発展デモクラシーの未来 新しいデモクラシー オートクラシーの耐久性 アメリカのデモクラシーの未来2 初期デモクラシーは広範に存在したアテナイの先例ギリシア世界以外の初期デモクラシー メソポタミアのマリ王国 古代インドの共和政体 北東部森林地帯のヒューロン族 メソアメリカのトラスカラ共和国 中央アフリカの共和主義初期オートクラシーの例 ウル第三王朝 アステカの三国同盟 インカ ミシシッピの首長国 中央アフリカのアザンデ王国初期デモクラシーと初期オートクラシーについての幅広い見方 政治参加 不平等結論3 弱い国家はデモクラシーを引き継いだ「弱い国家」とはどういう意味か農業適合性と国家形成農業の変動性と初期デモクラシー離脱オプションと初期デモクラシー 制限か離脱か 人口密度と会議統治軍事デモクラシー――支配者が民衆を必要とするとき官僚機構による代替官僚機構の起源結論4 テクノロジーがデモクラシーを蝕むとき 中国の「魚鱗」図冊 アステカの土壌グリフ ヨーロッパ人は土壌の理解が遅かった幾何学と測量の能力農業技術 ヨーロッパ人は農業技術で遅れていた なぜヨーロッパは集約農業が遅れたのか文字表記の重要性 文字表記はどのようにして始まったのか 文字表記が初期デモクラシーに与えた影響 アルファベットと複雑な体系との比較ヨーロッパ人が進んでいた分野――火器のテクノロジー結論第II部 分岐5 ヨーロッパでの代議制の発達古代の森の自由 タキトゥスの語るゲルマン人 マルクローでの集会ローマ帝国の遺産――国家の不在初期デモクラシーに有利だった粗放農業官僚支配に向けたカロリング朝の試みアングロ☆サクソンの例外すべての人に触れること――同意の理論コミューン運動――下からの代議制 コミューン運動はアリストテレスの再発見から生まれたのではなかった 商業革命の影響 中央国家の官僚機構の不在政治的代議制の理論委任の重要性オートクラシーに向けたフィリップ四世の試 フィリップ四世の議会 フィリップ四世には国家がなかったプロイセン流の代替結論6 官僚機構による代替としての中国商によるオートクラシーの確立周王朝と天命なぜ中国はオートクラシーへの道をたどったのか 初期中国は「水力」社会ではなかった 高収量の農業が違いを生んだ 官僚機構の誕生同意の道はとられなかった 初期中国の支配者は集会に依存することがあったか 功績と退位の理論秦と漢による統一の重要性科挙の制度中国にも商業革命があったモンゴルの征服者は自らの集会の伝統を放棄した明の復古路線清結論7 どのようにしてデモクラシーはイスラム世界から消えたのかイスラム教以前の初期デモクラシー協議原理としてのシューラーウマイヤ朝による王朝支配への移行国家の継承正義の環ビザンツ帝国の遺産アル・アンダルスイスラム型デモクラシーの消滅耐久性の問題8 デモクラシーと長期的な経済発展オートクラシーは始めがよくてあとが良くない中国とカリフ国はソヴィエト連邦ではなかった中国のオートクラシーの可能性と危険性イスラム黄金時代の権力と繁栄ヨーロッパの弱いオートクラシーと経済成長ヨーロッパの初期デモクラシーと成長結論――デモクラシーの影響は曖昧第III部 近代デモクラシー9 なぜイングランドは違っていたのかローマ時代からの背景ハンドレッドとシャイア賢人会議ノルマン人は国家を継承したマグナ・カルタは(当初は)重大事件ではなかったジョン王の「重税」はそれほど重くなかったイングランドが真のパイオニアだった分野――委任をなくすテューダー朝の専制政治と善き統治議会優位の二つの顔 議会優位の第一の顔──高い国家能力 議会優位の第二の顔──オートクラシー的行政府イングランドとオランダ共和国との違いイングランドは近代デモクラシーへの移行を完遂できなかった結論10 アメリカのデモクラシー、そして奴隷制 マサチューセッツ ヴァージニア メリーランド広範な(白人男性)参政権アメリカの奴隷制度の起源アメリカの他地域での展開 ラテンアメリカとの比較 ヌーヴェルフランスの場合合衆国における近代デモクラシーの到来 代表者は委任に縛られなくなった 選挙の頻度が下がる 中央が課税と戦争遂行の権限を獲得する 近代デモクラシーへの初期の批判市民を遠くの国家とつなぐ結論――近代デモクラシーの発明11 近代デモクラシーの広がりデモクラシーの広がりをチャート化するデモクラシー、ヨーロッパに至る 思想の炎が燃え広がったのか? ヨーロッパは豊かになったからデモクラシーになったのか? 弱い国家という遺産 議会と投票という遺産 参政権の拡大──1人1丁1票 女性投票権 デモクラシーにはエリートが恐れたほどの危険はなかった フランスの農民──元祖・嘆かわしい人たちなぜ中国はデモクラシーにならなかったのか 議会統治の遺産がない 帝政国家の遺産 商業革命はコンセンサス統治をもたらさなかった 中国共産党は繰り返しデモクラシーに言及しているロシアはデモクラシーになれなかった 初期のロシア議会 官僚機構による代替の構築世界最大のデモクラシーデモクラシーはどのようにしてアフリカに広まったか 独立の太陽 デモクラシーの新たな波 国家の弱さという遺産近代デモクラシーの驚くほどの広がり12 デモクラシーの実験は続く遠い国家という問題 大きな共和国に関してジェームズ・マディソンは間違っていたのかもしれない 不信感と遠い政府 不信感への対処 初期デモクラシーへの回帰がいいのか強い国家という恐怖 アメリカ合衆国での強い国家のリスク 先後配列の重要性 官僚機構による代替としての中国楽観論と悲観論、それぞれの理由謝辞索引原注参考文献図表一覧出版社からのコメント「政治体制についての近年の最重要書だ」S・レビツキー(ハーバード大教授)。古代から欧米における変貌までを、壮大な規模で分析。内容紹介「政治体制にかんする、近年でもっとも重要な書だ」スティーブン・レビツキー(ハーバード大学教授|『民主主義の死に方』)「民主主義の長い歴史を学ぶために……この魅力的な本は最良の選択肢だ」ダロン・アセモグル(MIT教授|『国家はなぜ衰退するのか』)「刺激的な説得力が、本書の魅力の一つだ」『エコノミスト』誌「わたしたちが今どこにいて、これからどこへ向かうのかを理解するためには、視界を広げてデモクラシーのディープ・ヒストリー deep history に目を向ける必要がある……わたしが疑問に思ったのは、なぜヨーロッパは中国や中東と比べて根本的に異なる政治軌道をたどってきたのか、ということだった……皮肉なことだが、ヨーロッパの後進性こそが、近代デモクラシーの起こる基盤となったのである……」(本文より)ニューロン族や中央アフリカなどの初期デモクラシー(民主)を、古代中国、メソポタミア、アステカのオートクラシー(専制)と比較することで、民主主義が生き残る条件を探求。さらには、なぜ初期デモクラシーがアングロ-アメリカにおいて近代デモクラシーに変質したのかを明らかにする。壮大な人類学的スケールで民主主義の変貌を定量的に分析し、デモクラシーの未来をも描き出す。著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)スタサヴェージ,デイヴィッド(スタサヴェージ,デイヴィッド/Stasavage,David)ニューヨーク大学社会科学ディーン、および政治学部ジュリアス・シルヴァー教授。同大学のロースクールおよび歴史学部にも所属している。民主主義、不平等、税制などについて多数の論文がある立木 勝(タチキ マサル)翻訳家著者についてデイヴィッド・スタサヴェージ (デイヴィッドスタサヴェージ)(David Stasavage)ニューヨーク大学社会科学ディーンおよび政治学部ジュリアス・シルヴァー教授。同大学のロースクールおよび歴史学部にも所属している。民主主義、不平等、税制などについて多数の論文がある。邦訳書『金持ち課税』(共著、立木勝訳、みすず書房、2018)。*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。立木勝 (タチキマサル)(たちき・まさる)翻訳家。訳書 ブルネルマイヤー『レジリエントな社会』(共訳、日経BP 日本経済新聞出版、2022)スコット『反穀物の人類史』(みすず書房、2019)シーヴ&スタサヴェージ『金持ち課税』(みすず書房、2018)ほか。*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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